Exhibition

■ KAN・TORA collaboration
2000年9月17日(日)〜 9月30日(土)
場所:門前仲町 食糧ビル ギャラリーAGITT
[ KAN・TORA collaboration 
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ようこそ!!
夜のAGITTへ

この AGITTの名称はオーナーが
怪しい雰囲気のアジト感覚でギャラリーをつかって貰いたい。
といっていたのをふと思い出す。
たしかに怪しい魅力満載だ


門前仲町のはずれにあるため夜になると人っ子一人
お店なんかもやってなくて
明るいのはAGITTだけって感じでした
古いビルの一室だけ煌々と光って明るいので
ふらりと人が入ってきたりして


ドアは開いてて いつでもどうぞ的なの
一歩ふみこめば そこは別の世界
この半円形の窓に心底しびれました
いいギャラリーだぁ〜


一番奥から出口に向かって撮ってます
すごく広い。
TORA作の2mの巨大油絵もぜんぜん巨大にみえないよ


入り口方面を撮ったとこ
一つのとびらが約3メートル
3×3で9メートル以上ある


入り口方面から撮ったとこ
右奥は昔喫茶店として営業していた時の
なごりのキッチン
白い壁は約6メートルあります
TORAの油絵がどんなに巨大か
分かるでしょ?


天井までの高さが5メートル
この入れ物におさまることは容易いけれど
しっくりくる展示って難しいとおもう。
小さなものは見落とされてしまうし、おおきすぎても映えない
だから存在感があるものでなんとかしたいとおもったのだ


ここのギャラリーをはじめて見た時
見上げる天井が非常に好きだった
どうしても見上げてしまうようなオブジェクトをつくられば
そうすぐに悟った
家に帰る電車の中で もうこのモビールとインテリアと
それからもう一つ
とっとき奥の手のライトをかんがえついたのだった


前回の個展から間髪をいれずにすぐ展示だったので
みなさん同じ展示をやるものだと思って期待してなかった
らしいが、おいらが製作をはじめると留まる事をしらないので
3ヶ月もあれば余裕でいろんなモノがつくれてしまう
そのかわり 個展をやると決まるとすぐ動きはじめるので
本業がおろそかになってしまいます
会社の上司&同僚の皆様ごめいわくかけます。
すんませんです。ペコリ


さて さて かんたろ奥の手のライト

ライトの組み立ては非常にシンプルなんだけど
上にのっているお魚の板
これが結構大変でした
制作費ばかになりませんでした。
でもつくるなら絶対妥協したくないおいらは
かなり奮発してつくってみました。

これは くまのみ 前回今回のマスコットマークとして
封筒や書類なんかに多数登場しました。
かなり欲しい方がいたのですが 制作費(値段)を聞いて
みんな尻込み。
そりゃそうだ(笑)
もともと売る気があまりないので


せみほうぼう

オンエア用に作ったのと別に
ほうぼうがかきたかったのです
ひれにおおきな目玉をもってて
敵を威嚇します。


さざなみやっこ

これは2001年にいろんな所で
賞をいただきました
もともとAGITTの為につくった物

陰と陽がよく出て
ライトには最適!


ぎちべら

一歩まちがうと気持ち悪い色合い
そんな不安定要素を一杯抱えて
つくってみた一枚
赤緑黄色オレンジピンク
微妙なニュアンスで成り立ってる


いざりうお

とてもかわいい
円形のなかに丸っこい魚を
納めるのは非常に
難しい
毛の質感も難しかった
でもこの魚のカタチがすきで
足がまた可愛くて 大好き


りゅうぐうのつかい

海からこれがあがると大災害がおきるといわれています
でも魚が悪いわけじゃなく
住んでる海の異変により
ねぐらを追い出されてくる訳だ
少し可哀想。


以上
新作ライト6点の紹介でした

この写真はおいらの大学時代の親友の魚眼カメラで撮らせてもらいました。
魚眼レンズじゃないと入りきらないような展示だったわけなんです。